(読書感想)猿の部長 PHP文庫 竹内 謙礼 その2
こんにちは、前回の続き。
アメリカでMBAを取得し、マーケティングに自信を持つ主人公が猿が経済を牛耳るパラレルワールドで、5つの事業を立て直すお話。
SWOT分析 強み、機会、弱み、脅威
サプライチェーンマネージメント 客層や売筋商品を教えてもらい企画に活かす。
コアコンピタンス 競合会社が真似出来ない核となる、会社の能力。
ポジショニングより組織を変える方が困難。
話しのオチ的には微妙でしたが、マーケティング的な知識が分かり易く書いてる内容でした。
PLC理論=製品ライフサイクル理論
商品には導入期、成長期、成熟期、衰退期 4つの段階があると仮定する事。
リーダー :シェア1位が取るべき戦略
チャレンジャー :2位以下が差別化でシェアを拡大することを、目標とする。
フォロワー:リーダーの戦略に同調し、シェアの維持を目標とする。
ニッチャー:小さな会社が集中化で特定の分野だけリーダーとなる事を目標とする。
ブルーオーシャン戦略 競合がいない新しい市場を作り出す戦略
会社が一般の客に売るのがBto C
会社対会社の取引がBtoB
BtoB成功の秘訣
1.お客の目的を達成する手伝いをして、利益を増やしてあげる。
2.お客は知識が豊富なので、ノウハウの提案を惜しまない。
3.意思決定に時間がかかるのでタイミングを外さない。
イノベーションのジレンマ 特定の業界でシェアの高い会社がお客のために商品を改良していると、イノベーションに立ち遅れてしまい失敗する
マーケティングは手段であって答えではない、売れる答えを見つけるに自分で行動を起こすしかない。
顧客開発モデルの理論
1.お客発見 予測する。
2.お客実証 試作品を売る
3.お客開拓 お客の数を確かめる
4.組織構築 正式商品を作って売る