(読書感想)賢者の書 喜多川 泰

こんにちは

 

子供の世話をしていると、自分の時間が取れず、寝かしつけをしたまま寝落ちして週末に予定していた更新ができませんでした。

 

実務向けではないですが、心に響く部分があったので、読書感想として紹介します。

 

生活に行き詰まった中年男性が不思議な少年と出会うことから始まります。

少年は9人の賢者と出会い、賢者の書を完成させ、すべての成功を手に入れることが出来る最高の賢者になる旅をしており、

8人の賢者と出会い、最後の賢者と出会う前の少年にほぼ完成した賢者の書の内容を読ませてもらうことから、物語が始まります。

 

 行動を起こす、可能性を信じる、自尊心と他尊心を高める、目標に向かって努力、成功者にふさわしい、1日を過ごすだけで将来の成功は約束されたも同然、時間という財産を投資する、他人を幸せにすることを探す、人生は言葉で作られる。

感謝、与える、誕生

 という内容が賢者からの教えで

私が気に入ったのは第四の賢者の教えの一節で

大切なのは、なにになりたいかではないのだ。何になろうとも構わんが、どんな人間になりたいのかなのだ。

何になりたいのかを考えること自体は悪いことではない、ただ、それをかんがえたとしても、どんなそれになりたいのかを考えなければ、幸せをてにすることはできないのだよ。

 

という言葉でした。

金持ちになりたい、インフルエンサーのように有名に、影響力を持ちたいと願うより、どんな金持ちやインフルエンサーでありたいか考える事が重要で、

人を食い物にしたり、騙したり、不正な手段で金持ちなって自分は幸せなのか?

結果として金持ちになれなくとも、自分の心に背かない正しい道を選ぶことが、幸せなのではないかと思うのでした。 

 

 

 

賢者の書(新装版)

賢者の書(新装版)