(読者感想)誰がアパレルを殺すのか

こんにちは。

発売されたあたりから気にはなっていましたが、他の書籍を読んだりして後回しになっていましたがようやく読めました。

 

誰がアパレルを殺すのか

誰がアパレルを殺すのか

 

 

最近寒くなり始めたので、仕事のコートを探しにデパートやショッピングセンターに行ったりしても、似たような服ばかりで、コレ!と思うものがない。

ZOZOやアマゾン等でも服が買えるようになっているなーと思い、少しアパレルに興味が出たのが読むキッカケでした。

 

繊維や生地を作る上流、服を作るアパレルメーカーなどの中流、デパートやショッピングモールなど実際に販売する下流とメーカー、製造会社は分断されており、

その上流から下流に行く過程で生じるマージンやコスト、 横断的な在庫管理や製造計画がない為、返品や破棄なども含めた利益設定をした販売価格なので、高価だった。

製造小売SPAという製造から小売まで一貫したモデルがあり、SPAの形態である、ユニクロやGAPはだから定価なのかなど、目から鱗でした。

 

EC販売でリアル店舗が無くても高利益な会社が出て来るなど、激変している業界なのでアツイ!って思いましたね。

服=消耗品という考えが変わり、高品質、デザイン性が優れた服がリュース、レンタルで着るようになり、季節毎に店に買いに行くというスタイルも終わりになるかもしれません。

消費スタイルが大きく変わり、既存の販売、マーケティングのスタイルが激変していくかなと。

ZOZOの田端氏がアパレルを転職先に選んだ理由の一つもここなのかも。