(読書感想)カーネル・サンダースの教え: 人生は何度でも勝負できる!

 こんにちは。

 

とあるの脱社畜のサロンが炎上していますが、

スタートダッシュでずっこけた人間は本当に成功出来るのだろうか。

自分自信は諦めはまだ無いのですが、老いて成功した人はどの様な人生を歩みどの様な取り組みでリカバーしたのか気になるところです。

 

老いて成功した人と言えば、やはりカーネルサンダースでしょう。

彼については、実は軍人では無かったくらいしか知らないので、ライトな伝記的な書籍を探してみました。

Amazon kindle unlimited 会員なので、出来れば月額内の本を探します。

 

あった!

 

こちらの書籍を読んで衝撃なのが、温厚そうなサンダース像とはかけ離れたキレキャラ、暴言おじさんのカーネルサンダースの一面です。

 

若い時は商売敵と銃撃戦やらかすとか、並ぶ順番を守らない客を杖で恫喝するとか、強烈なキャラが印象です。

家庭の事情で学校教育は満足に受けていませんが、持ち前のバイタリティーで度重なる挫折を乗り越えて行きます。

 

カーネルがビジネスをするにあたり、4つのテストをクリアしたものだけビジネスをしていたというものが印象的でした、

 

1 .嘘偽りがないか ?

2 .関与する全ての人に公正か ?

3 .信用と信頼を築けるか ?

4 .関与する全ての人に利益があるか ?

 

これらは色々なビジネス書に書かれている事で、松下幸之助先生の3方良しとも相通じます。

やはり、ビジネスの根幹は誠実、公正が必要ですね。

 

カーネルおじさんはセールスマンとしては超一流であったようなので、、成功するベースとなる能力、ビジネスセンスは必要ですね。

安易に脱社畜サロンに参加して、ビジネス成功に近づけるものではないと、カーネルサンダースおじさんの波乱万丈の人生を見て、改めて思うのでした。

 

中野明さんの文章も上手く、引き込まれるように一気に読めた本でした。