(読書感想)貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

こんにちは

 

年収は少し上がれども、日々のコストに困窮している日々が続いております。

 

経済的自由を確立するためには、収入を増やし、金持ちになる事ですが、「貧乏は金持ち」というタイトルが気になり、読んでみました。

 

貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (講談社+α文庫)
 

 

まず、この書籍にはベースとして会計知識が必要となり、サクッと読める自己啓発本ではありません。

法人と個人で税金の負担が異なることから、マイクロ法人をベースとして

会計・税務・ファイナンスを説明した書籍です。

 

年収と所得の違いを理解していること。

所得税累進課税についてある程度理解があること。

控除とはなにかを理解していること。

貸借対照表損益計算書についてある程度理解がある事がベース知識としてないと厳しく

この書籍以外に会計系の書籍を読んだ後に再読が必要と思いました。

 

書籍を読んだ後、

給与所得とは

給与収入 ― 給与所得控除 ― 特定支出控除 = 給与所得

 

であること、給与所得控除はサラリーマンの経費を控除するしくみであり

法人の場合は、売上高から経費や管理費を差し引いた純利益に対し課税されるので、

工夫によって節税が可能であること

 

会社法人にも複数種類がり、

責任範囲が有限責任無限責任と種類があること

 

設立法人により、設立時必要コストが異なること

 

株式会社 資本金:1円から 

設立コスト 公証人手数料:50,000円

登録免許税 :150,000円

 

合同会社 資本金:1円から

設立コスト 公証人手数料:0円

登録免許税 :60,000円

 

法人の税金は大まかに3種類

法人税、法人住民税・法人事業税、消費税があること




法人事業税額=所得×法人事業税率

 

法人税額=課税所得×法人税率-控除額

 

法人住民税額=法人税割(法人税X税率)+均等割

 

赤字でも法人住民税など税コストが発生することなどを追加で調べたことで知識強化できたと思います。



よく会社で管理職は経営者目線を持て!なんて言われますが、副業を認めて自分でマイクロ法人を持たせたほうが、よほど経営者目線が持てるんじゃないかと思うのでした。